人間の体には潤いが必要です。目はもちろんのこと、肌や手指や口も同様です。
日本では、夏場は高温多湿な気候ですが冬場は低温で乾燥した状態が続きます。室内の暖房により乾燥がより進むので適度な加湿をしないでいると、体の部位の乾燥はより進んでしまいます。
口の中が乾燥する状態をドライマウスと呼び、口腔乾燥症とも言います。唾液の量の減少や質の異常が原因であると言われています。影響としては、口臭や乾いた食品を飲み込みにくい、乾いた分だけ水分を飲みすぎてしまい頻尿になるなどがあります。原因としては、老化による更年期障害や糖尿病や筋力の低下がありますが、ストレスからも起こる症状です。また、服用している薬の副作用が原因の場合もあります。
ドライマウスになると、食事上が減ってしまって他の疾病になるという悪循環に陥る例もあるので、原因の見極めと対策が必要です。